事業主健診の共同実施(事務担当者向け)

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令和6年度から
健診事業を見直します

「事業主健診」を貴社と健保組合で共同実施します

労働安全衛生法により義務づけられている「事業主健診」を、貴社と東京都電機健康保険組合(以下「当組合」)の双方で費用負担し、健診結果を共同利用します。すべての健診種別が事業主健診の法定項目を満たすようになり、当組合の健診を事業主健診として利用できます。

予防・健康づくりを連携して実施(コラボヘルス)

35歳未満の方「基本健診」に変更

従来は、35歳未満の方を対象とする当組合の健診は「定期健康診断」で、事業主健診の法定項目を満たしていないことから、事業主健診の法定項目を満たす「基本健診」に変更します。
35歳未満の方は、より詳細な健診を無料で受けられるようになり、病気の早期発見につながります。

基本健診

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法定項目を満たします!

従来の定期健康診断項目 既往歴及び業務歴の調査
自覚症状及び他覚症状の有無の検査
身長、体重、腹囲、視力、聴力
胸部エックス線及び喀痰検査
血圧測定
尿検査(糖・蛋白)
今回追加とする項目 貧血検査(血色素量及び赤血球数)
肝機能検査(GOT・GPT・γ-GTP)
コレステロール・血清トリグリセライド)
血糖検査
心電図検査

35歳以上の方「生活習慣病健診」「婦人健診」の受診者負担額を引き下げ

35歳以上の方は、従来通り「生活習慣病健診」「婦人健診」「人間ドック」のいずれかを受診できます。
受診者負担額を見直し、「生活習慣病健診」は0円、「婦人健診」は2,000円になります。

負担額

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受診者負担額を大きく軽減!

令和5年度まで 令和6年度から
生活習慣病健診 4,000円

0円

婦人健診 5,000円

2,000円

人間ドック 12,000円 12,000円
  • ※被扶養者・任意継続被保険者の方の受診者負担額は今まで通りです。

「法定健診受託契約書」の提出を必ずお願いします

当組合の健診を「事業主健診」として共同実施するには、貴社と当組合の間で「法定健診受託契約書」の取り交わしが必要です。主旨をご理解いただき、9月29日(金)までに契約書の提出をお願いいたします。

●事業主健診にかかる事業主負担は、受診者1人につき3,500円(税込)です。

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契約書を取り交わします!

契約書を取り交わします
  • ※当組合はマイナポータルへの健診情報連携に向け、XMLデータの作成が可能な健診機関と契約します。

費用の支払い

「事業主健診」の事業主負担金額は「法定健診受託契約書」に基づき事業主に納付義務が発生します。当組合より毎月請求をいたしますので、ご確認のうえ期限までに納付いただかなければなりません。

請求対象となる方の健診結果登録期間 請求日 納入期限
5月1日~31日 6月10日 6月末日
6月1日~30日 7月10日 7月末日






4月1日~30日 5月10日 5月末日
  • ※10日が土日祝日の場合、翌稼働日が請求日となります。
  • ※納入期限が金融機関の休業日の場合、直前の営業日となります。

請求書の発行・健診結果の提供方法

『電機健保 電子配信システム』を使用します。
ペーパーレス化の推進、誤配送の防止及び経費削減を図るため、郵送でお届けしている各種通知書やお知らせ等について、今後順次電子配信システムによる配信方式に切り換えていく予定としております。
このシステムは、当組合が事業所ごとの専用フォルダを設定し、事業所宛の通知書等を各事業所専用フォルダに配信すると同時に事業所に対して専用フォルダに配信した旨をお知らせメールにより通知するものです。各事業所においては、メールを受信した場合に専用フォルダ用のID及びパスワードを入力して、通知書等を受け取ることとなります。

なお、当システムは令和6年度から稼働予定です。令和5年10月頃にログイン等のご案内をさせていただきます。

『電機健保 電子配信システム』利用時の各種帳票作成、配布の流れ
請求書の発行・健診結果の提供方法

申込みから結果の送付まで

STEP
1
申込方法
  • 健診種別を選択し、ご希望の健診機関に予約をしてください。
    健診機関によって受診できる健診種別が異なりますので、詳細は「健診・健康づくり」をご覧ください。
  • 契約健診機関への電話予約の際は下記をお伝えください。
    ✓東京都電機健康保険組合の適用事業所(組合員)であること
    ✓受診者の氏名、記号番号、生年月日
  • 当組合の健診を「事業主健診」として利用すること、受診者負担など事業所内(受診者)に周知をお願いいたします。
  • 予約後、「人間ドック」・「婦人健診」については組合へ申込みが必要です。
    組合への申込みはマイヘルスウェブ(MHW)をご利用ください。
 
STEP
2
キャンセル・変更(受診日、健診種別)
  • 予約した健診機関へ連絡してください。
    「人間ドック」「婦人健診」は組合への申込内容変更の手続きも必要です。
 
STEP
3
必要書類等の事前送付
  • 問診票や検査キットなどの必要書類等は予約先の健診機関から案内がありますので指示に従ってください。
 
STEP
4
受診前
  • 受診前の飲食などに制限があります。健診機関の指示に従ってください。
  • 予約した日に受診者が健診を受けられるよう担当者は適切なご案内をお願いします。
 
STEP
5
健診費用の精算方法
  • 各健診機関への受診者負担額(ドック・婦人健診)は、受診者が窓口で精算してください。
    事業所がまとめて支払う場合は、健診機関と調整をお願いいたします。
  • 後日、事業主負担分として1人あたり3,500円を当組合が事業所へ請求しますので、納入期限までにお支払いください。
 
STEP
6
健診結果の送付
  • 各健診機関から受診者へ健診結果が送付されます。
  • 当組合より、健診費用の請求とともに、事業主健診分の健診結果をCSVデータ(XMLデータも可)にて提供します。
当組合から事業所への費用請求及び健診結果の送付については、『電機健保 電子配信システム』にて行います。当システムは、令和6年度より稼働予定です。令和5年10月にログイン等のご案内をお送りしますので、必ずログインしデータ受取の準備をよろしくお願いいたします。
 
STEP
7
二次検査
  • 二次検査は保険診療となります。

「事業主健診の共同実施」開始による改善ポイント!

  • 本来、事業主が全額負担する事業主健診(平均9,000円相当)の費用負担を事業主4(3,500円):当組合6(5,500円)とすることで負担が軽減されます。
  • かねてよりご要望の多かった35歳未満の方の健診にも事業主健診項目を網羅できます。
  • 当組合から従業員の方の事業主健診結果データを提供できます。
  • 全世代(40歳未満の方を含む)向けのコラボヘルス事業※を実施します。
    • 例1)若年者への保健指導
    • 例2)全世代スコアリングレポートの提供
    • 例3)重症化予防のための医療機関への受診勧奨
      ※「コラボヘルス」とは、健保組合と事業所が連携して、加入者の予防・健康づくりを効果的に行うことです。
  • 40歳未満の方も事業主健診結果をマイナポータルでご覧になれます。
    (現行は40歳以上の方が特定健診結果を閲覧可能)
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社内周知をお願いします
令和6年度から当組合の健診を「事業主健診」として利用すること、受診者負担が変わることなどを、貴社内でご周知くださいますようお願いいたします。